ロリポップレンタルサーバーの評判

ロリポップの評判/人気の格安レンタルサーバー

ロリポップ!レンタルサーバーは昔から格安レンタルサーバーの中では一番人気だ。さらに2010年から2011年にかけて大幅に機能アップしてきたため、更に使い勝手がよくなり、さらには2016年よりWEBサーバーが新サーバーに変わり機能アップを図り、その後も続々と機能アップしている。

2021年11月2日価格改定され若干値上げとなったが月額132円から借りることができる。また、長期契約なら更に安くなる。

安いサーバーは遅かったり安定性が悪かったりと何かと問題が発生しがちだが、ロリポでは様々な対策を講じており、安かろう悪かろうというレンタルサーバーでは決してない。

ロリポップのキャンペーン情報

ロリポップでは現在【1ヵ月契約も対象!】.comドメイン1年無料キャンペーンを実施している。

期間中にロリポップを新規でエコノミー、ライト、スタンダードのいずれかのプランに申込むと、ムームードメインで使える『「.com」ドメインの新規取得が1年無料になるクーポン』がプレゼントされる。

こちらのキャンペーンは10月31日までとなっている。

ハイスピードプラン以上ならドメインが一つ無料になる!

ロリポップでは、ドメインの新規取得・更新が無料になるサービス『ドメインずっと無料』の提供を開始している。

これは、ロリポップのハイスピード、エンタープライズのいずれかのプランを12ヶ月以上の契約期間で契約し自動更新にした場合に、以下の対象ドメインを一つ、契約期間中ずっと無料で利用できるサービスだ。

対象ドメイン

  • .com / .net / .info / .org / .xyz / .work /.tokyo / .shop / .mobi / .club / .biz / .me / .pro / .in.net / .okinawa / .cloud / .art / .nagoya / .blue /.yokohama / .link / .group / .jp.net / .dev / .company / .asia / .promo / .icu / .jpn.com / .pink /.ryukyu / .red / .in / .click / .page / .be / .us / .business / .pet / .top / .コム / .kim / .pictures /.vip / .futbol / .rocks

ライトプラン以上ならWordPressの運営も行えるので、趣味のサイトを運営するのならちょうどいいだろう。

なお、ドメインの新規取得する際にはロリポップが発行するクーポンを入力する必要があるが、このクーポンは適用条件を満たし入金確認などに7日ほどかかるので、時間にはゆとりを持っておく必要がある。

ロリポップの評判・口コミ/新サーバーに変わったロリポップ

ロリポップは2016年よりWEBサーバーが新サーバーに変わり機能アップを図っている。

新サーバーに変わったロリポップは、この時点でスタンダードプラン以上でモジュール版PHPに対応してきた。レンタルサーバーでのPHPというとCGI版のPHPが大半で、モジュール版は非対応のことが多い。

モジュール版PHPを利用すると、パフォーマンスの改善が期待できる。CGI版と比較すると12倍もの差が出ることがあるようだ。ただし、モジュール版はアクセスが増えるとサーバー全体のパフォーマンスに負荷がかかるデメリットはある。

セキュリティ面にやや問題があるとのことでセーフモードで動作させるケースもあるようだが、筆者が借りているスタンダードプランで確認してみたが、セーフモードにはなっていなかった。

というわけで、WordPressを利用するならスタンダードプラン以上がおすすめだったのだが、現在ではライトプランでも対応しているので、過度なアクセスがないのならライトプランでも十分対応できる。

ただし、ライトプランの場合、共有ユーザー数が増えて他のユーザーの影響でパフォーマンスが落ちてしまう可能性は十分にあるので、なるべく上位のプランを選んでおいた方がいいだろう。

ロリポップの悪い評判/旧サーバーは遅い口コミも多い

ロリポップの評判を調べていると悪い口コミも多く見られる。

中でもサーバーの遅さに関する悪い口コミが多い。

例えばFTPでアップロードするときに遅かったり、自分のサイトを見ようとしたら、なかなか表示されなかったり最悪の場合はエラーになったりすることもある。

このようなことは筆者自身何度も体験している。

しかし、2016年に新サーバーへ移行して以降はあまりそのようなことは感じていない。

今はWordPress全盛期に当たるため、Webサーバーのレスポンスが悪いとページ更新もままならない。

そのためロリポップ側としてもレスポンスに関しては監視しており、最低限の速度は確保できているようで、昔のように安かろう悪かろうというサーバーではない。

どうしても遅いと感じるのであれば、ライトプランよりはスタンダードプラン、スタンダードプランよりはハイスピードプランと、なるべく上位プランをおすすめする。

ロリポップの料金プラン

エコノミーライトスタンダードハイスピードエンタープライズ
初期費用1,650円1,650円1,650円0円3,300円
1年契約 月換算料金132円440円880円1,320円2,530円
ディスク容量20GB160GB200GB320GB1TB
転送量8TB15TB24TB30TB36TB

転送量は従来設定されていたが、2022年3月7日より全プランにて転送量は無制限に変更された。2022年3月1日にエックスサーバーが無制限に変更したことに伴う変更ではないかと思われる。

料金は上記の通りだが、ロリポップは最長で3年契約ができ契約期間が長いほど安くなる。特にハイスピードプランは3年契約すると550円/月まで下がるので、検討してみてもいいだろう。

逆に、1年契約未満の、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月契約もあるが、その場合はそれぞれ高くなる。

スタンダードプランは、もともとチカッパという同じ会社が運営していたレンタルサーバーがロリポというブランドとなった感じで、さくらのレンタルサーバーのスタンダードプランと競合する主プランと言っていいだろう。

もともとチカッパはマルチドメイン対応など機能的にはロリポップより上位だったのだが、残念ながらマルチドメインで使用するには毎月にドメイン数に比例して費用が発生していた。

ところが、さらに上位のヘテムルというレンタルサーバーは当時月額1,500円とちょっと高めではあったのだが、ドメイン数に制限のないマルチドメインに対応していた。

ということはマルチドメインで使用するとチカッパを借りるよりヘテムルを借りた方がお得だというちょっと中途半端なレンタルサーバーだったのだが、ロリポップとなったことで追加費用なしでマルチドメインにも対応し、ロリポップより容量も多くなったり、データーベースも5つまで使用できるなどヘテムルへの繋ぎとしてはちょうどいいスペックとなっている。

それでも、ロリポップというとライトプランのイメージが筆者は強い。

ロリポップでは、ロリポップ所有のドメインが85種類ある。そのドメインのサブドメインを使用することができるので、ちょっと趣味で使ったりするなら独自ドメインを使わなくても十分だろう。SEO的に強いドメインもあり、わざとこのサブドメインを使ってサイトを作る人も昔は多かった。

また、ロリポップにはロリポブログというブログサービスも用意されている。これは同じ会社が運営しているJUGEMというブログと同じインターフェースを使っている。これが無料で使用できる。JUGEMの無料サービスとは異なるので余計な広告は表示されないし、独自ドメインも使用できる為、以前はこれのために借りるという人もいたくらいだ。

最近のレンタルサーバーでは当たり前になりつつあるWordPressの簡単インストールにも、もちろん対応している。また、PHPは全てのプランで使用できる。

ちょっとしたホームページならライトプランを契約しておけば十分といえる。

安定性についても以前はやや不安定だったが2010年にサーバーを移動してからは随分改善されたように思う。ましてや2016年移行の新サーバーは更に安定している。

なお、以前はカラーミーショップ for ロリポップというショッピングカート機能が提供されていたが2017年12月8日をもって新規申込は終了となっているので現在は利用できない。

ロリポップでWordPressはライトプランでも大丈夫!

ロリポップのライトプラン以上ではモジュール版PHPが動く(ハイスピードプランとエンタープライズプランはLiteSpeed版)。

CGI版とモジュール版ではパフォーマンスに大きな差ががあるので、WordPressなどPHPを使うのであればモジュール版PHPが使えるレンタルサーバーが望ましい。

ロリポップでは従来はライトプランではCGI版だけだったのだが、現在はライトプランでもモジュール版PHPが提供されている。

また、高速化の為にロリポップ!アクセラレータというコンテンツキャッシュ機能もある。ロリポップのオリジナルの新機能だ。サイトへのアクセス集中時でもサイト表示が安定するだけでなく、パフォーマンスが向上し表示速度を大幅に向上させることができるそうだ。こちらも、エコノミープランでは利用できないが、ライトプランでも利用できる

これらのことから、ロリポップでWordPressを使うのならライトプランから十分利用できる。

ただし、データベースの数がライトプランでは1つだけ、スタンダードプランでは50個と大きな差がある。逆にその点以外は大きな差はない。

従って、複数のWordPressを動かすのであればスタンダードプラン以上をおすすめするが、データベースは1つだけでいいのならライトプランでもいいだろう。

バックアップ機能に関しては有料となっている。

月額330円支払うか、復元データが欲しいときに手数料として11,000円支払うかというオプションになっている。

ハイスピードプラン以上では自動バックアップ作成機能が付いている。なお、バックアップのスケジュールは自分で設定できることができるので、この点はエックスサーバーより使い勝手はいいだろう。

月額料金は、スタンダードプランだと半年以上契約すると550円/月となるなど契約期間が長いほど安くなる。

後述するハイスピードプランは半年払いだと825円/月するのだが、3年払いをすると550円/月となりスタンダードプランと同額となる。

サーバースペック的にはスタンダードプラン以下を選ぶメリットはないので、3年払いでもいいのならハイスピードプランをおすすめする。

ロリポップのハイスピードプランで更に高速!

新しくハイスピードプランというのが登場している。

これまでのスタンダードプランが高速なら、ハイスピードプランは超高速なのだ。

料金は550円/月~とエンタープライズプランの2,200円/月~よりは安いのだが速さだけでいえばハイスピードプランの方が速い。アップデートでエンタープライズプランのサーバーもハイスピードプランと同等になった。

というのも、ロリポのWebサーバーは一般的なApacheを使っているが、ハイスピードプランとエンタープライズプランはLiteSpeedというサーバーを使っている。

これが速さの秘訣だ。

LiteSpeedの詳細は下記を参照してみて欲しい。

https://jbmedia.jp/archives/213

Apacheの30倍以上のレスポンスを捌いたり応答速度も3倍以上だそうだ。エックスサーバーで採用されているnginxより速い。

従って、ハイスピードプランならWordPressも他のプラン以上に高速に動作するはずだ。

とはいえ、エックスサーバーの方が全体的なスペックではかなり高いし、WordPressの実行環境としてはKUSANAGIを採用していることもあるので速さなどサーバースペックを重視するならエックスサーバーをおすすめする。

しかし、ロリポップのWordPressを使った計測ではハイスピードプランならエックスサーバー(KUSANAGI導入前)より速いという結果もでている。ロリポップ自身の調査なので、話半分だとしても十分対抗できるだけの速度はあると思われる。

また、料金がエックスサーバーは最安値が990円/月~となっており、それと比較するとロリポップのハイスピードプランは550円/月(3年契約一括払い)とかなり格安だ。

ロリポップとエックスサーバーの料金比較
契約期間ロリポップ
ハイスピードプラン
エックスサーバー
スタンダードプラン
3ヶ月1,210円1,320円
6ヶ月990円1,210円
12ヶ月825円1,100円 880円※
24ヶ月770円1,045円 783円※
36ヶ月550円990円 693円※
※2022年1月20日18:00までのキャンペーン価格を適用

契約期間が長いほど差額は大きくなってしまうが、3ヶ月なら大差はない。また、エックスサーバーはキャンペーン適用で差は小さくなる。

いきなり3年契約は長いと思うが1年契約でもエックスサーバーよりは安く抑えることはできるので、WordPressが速くてコスパの高いサーバーを探しているのならハイスピードプランを試してみるのもいいだろう。

ただし、エックスサーバーにはWordPressの超高速実行環境といえるKUSANAGIが標準搭載されているので、個人的にはWordPressならエックスサーバーがおすすめだ。

ロリポップハイスピードプラン料金
契約期間初回支払額月額換算
36ヶ月19,800円550円
24ヶ月18,480円770円
12ヶ月9,900円825円
6ヶ月5,940円990円
3ヶ月3,630円1,210円
1ヶ月1,320円1,320円

ハイスピードプランのデメリットとしては、CGI版やモジュール版のPHPが使えないほか、WebDAV、アクセス解析、WAFのログ機能なども使えないなど多少癖のあるサーバーとなっている。恐らく一般的な用途なら問題ないと思われるが、これらの機能が必要な人は気をつけておきたい。

ロリポップの評判/安定性向上の対策

ロリポップでは現在、サーバーが安定したレスポンスを返せているかを監視するなど、安定性向上のために様々な対策を講じいる。

ロリポップが行っている対策

  • 実際に提供しているサーバーにWordPressを設置しレスポンスタイムを毎分計測
  • 毎朝各サーバーの数値を確認し、高負荷だった場合には原因の追及と解決を行う

これに伴い、高負荷のユーザーにはより上位のプランへの変更が提案されることになる。

ちなみにレスポンスタイムはどの位かというと、ライトプランのサーバーでの計測で0.50秒となっている。

スタンダードプランでは0.25秒、ハイスピードプランでは0.035秒と上位プランほど高速なレスポンスタイムとなっている。

ロリポップで独自ドメインを使うならムームードメインがおすすめ!

ロリポップで独自ドメインのサイトを運営しようと考えていて、独自ドメインをどこで取得するかを迷っているのなら、ムームードメインがおすすめだ。

なんたって、同じ会社が運営しているから親和性が高い。

ムームードメインで独自ドメインを取得して、ネームサーバーの設定でロリポップを使用するところを選ぶだけでネームサーバーの設定は終了だ。

後はサーバー側で独自ドメインを設定するだけで、それ自体もさほど難しい話は何もない。

とても簡単ですぐに設定が完了するので、おすすめだ。

もし他社でドメインを取得した場合は、ドメインのネームサーバーの設定でロリポップのネームサーバーを入力する必要がある。慣れていればなんてことはない作業だが、初めての人だといろいろ戸惑うことが多いだろう。

その点ムームードメインなら、ドメインを取得する際にサーバーはロリポップを使うという選択をするところがあるので、それを設定して取得すれば、ドメイン取得後にムームードメイン側で何かを設定する必要さえないのだ。

だからこそ、独自ドメインの設定に自信がないのなら迷わずムームードメインを選んでおくことをおすすめしておく。

ちなみに筆者は、取得ドメインの大半はムームードメインで取得しているが、何も問題はないのでおすすめだ。

ロリポップ!レンタルサーバー

ロリポップレンタルサーバーは、さくらのレンタルサーバーと並ぶ格安レンタルサーバーの定番だ。

月額132円~契約できるが、MySQLに対応しているのがライトプラン以上(月額220円~)となっている。

スタンダードプラン以上であれば、モジュール版PHPを選択することも可能だ。新サーバーに変わって高速化に力を入れているようだ。

公式サイトを見てもらえば分かると思うが、さくらのレンタルサーバーよりは、初心者向けとなっている。無料SSLも対応している。

もし、ドメインを同社のムームードメインで取得するのであれば、独自ドメインの設定などは、他社のサーバーを使うよりは簡単にできるようにはなっている。

全くの初心者でもムームードメインでドメインを取得すると、独自ドメインの設定も比較的わかりやすいだろう。

ロリポップレンタルサーバーのプラン一覧

プラン名月額料金容量マルチドメインMySQL
エコノミー132円20GB50
ライト275円~100GB1001
スタンダード550円~150GB20050
ハイスピード550円~320GB無制限無制限
エンタープライズ2,200円~1TB無制限無制限

ロリポップでの管理人の覚え書き

PHPで文字化け

UTF-8で書いたPHPのページが文字化けした。さくらやCPIでは問題なく表示できていたので、ちょっと困惑して、PHPの設定かと思って、いろいろいじってみたが、改善はされなかった。

ロリポップの場合、ドメイン毎に、PHP.iniの主な設定を、管理画面で変更できるようになっている。この文字コード関連を設定してみたりしたが、特に変化はなかった。ちなみに、PHPのバージョンもドメイン毎に変更できるようになっているが、筆者の場合、バージョンに依存するような話でもないので、変更無しのままにした。

サーバー側の問題でなければ、コードが悪いというわけで・・・UTF-8で文字化けるケースで、ありがちで気づきにくいのがBOMだ。BOM付きUTF-8だと文字化けるケースがある。

筆者もさすがに学習して最近はBOM無しを確認しているが、過去に書いたコードなどでは残っているケースも多々ある。

早速、FTPでログインしてみて、とりあえずindex.phpファイルを確認してみると、案の定BOMがついていた。そのファイルだけBOMを消してアップロードしてみてリロードすると見事に文字化けが治った。というわけで、他の全ファイルもBOMを全て外してアップロードし直したら、無事表示された。(^_^;

これが誰かの役に立つことがあるのかは、かなり微妙だが・・・

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