エックスサーバーは、シェアNo.1のレンタルサーバーだ。サーバー速度もNo.1となっている。WordPressが超高速に動作するKUSANAGIも導入された。
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エックスサーバーの評判/ワードプレスにもおすすめのレンタルサーバー
エックスサーバーは一昔前はアフィリエイター御用達と言われたアフィリエイターにとっては定番のレンタルサーバーだ。
昔は、マルチドメインに対応している格安レンタルサーバーが少ない中で、もっとも安い部類のマルチドメイン対応レンタルサーバーだったのが、エックスサーバーだったわけだ。
そんなわけで、猫も杓子もエックスサーバーを借りていた時代もあったものだが、その影響で、一時期エックスサーバーのIPは、Googleに嫌われてるという都市伝説的な噂が流れたり、一部ユーザーが負荷のかかるCGIを動かして、超重くなったりと、使いづらい時期もあったのも、懐かしい思い出というところだろうか。
今となっては、マルチドメインは当たり前になってしまったし、料金が最安プランでも900円と、決して格安レンタルサーバーとはいえなくなってしったので、一時期ほど使っている人は多くはないようだ。
逆に、格安レンタルサーバーからのステップアップとしてはおすすめなレンタルサーバーの一つだ。
コントロールパネルは、独自のものだが初心者でもわかりやすく、個人的にはPleskより全然使いやすい。
機能的にも、他社のレンタルサーバーでついているような機能は全て付いている。
.htaccessとか、PHP.iniとか、流行のWordPressなどの自動インストールといったところも使える、cronも使える。
マルチドメインも、無制限で設定できる。昔は、マルチドメインの設定をしても反映するのに時間がかかったり、全然反映されなかったりといった問題もあったが、今はそんなことは無いような印象だ。ちなみに、反映されないときは、一旦設定を削除して、もう一度設定し直すことで、対応する(そうするように、サポートに言われた)。
無料で自動バックアップしてくれる
バックアップ機能が付いてる点も特長だ。過去7日分、MySQLも過去14日分自動バックアップでしてくれる。。
サーバー上のデータは、1日1回、バックアップ専用サーバーに自動でコピーされ、全プランともサーバー領域のWeb・メールデータ「過去7日分」、MySQLデータベース「過去14日分」のデータを保持しているとのことだから、万一の時に安心だし、また、バックアップデータの提供もしてくれるので、いざというときに役立つ。データ提供してくれないレンタルサーバーが多い中、これは嬉しい機能の一つではないだろうか。
ただし、バックアップデータを使った復元は有料(5,000円)となっているので、あくまでもいざという時に使うイメージだ。なお、バックアップデータの取得は2018年8月23日よりMySQLデータが無料となり、その他のサーバー領域データについても2020年9月24日より無料になった。これに伴い全ての自動バックアップデータの取得が無料となった。
また、バックアップのスケジュールは1日1回、深夜から早朝にかけての時間帯に行われるため、自分でスケジューリングすることはできないので、基本的には補助的に使っておき、大事なデータは自分でバックアップをとるようにしておいた方がいいだろう。
プラン変更は簡単
なお、エックスサーバーであれば、上位プランや下位プランに変更することも可能となっている。そうはいってもディスク容量くらいしか違いがないので上位プランに変更する必要性はあまり感じないが、アクセスが多いようだと上位プランに変更するように促されることもある。
転送量は無制限
2022年3月より転送量は無制限に変更されたのだが、あまりアクセスを集めすぎると制限がかかってしまう可能性はある。その場合は、上位プランに変更するように連絡が来る筈だ。
エックスサーバーの評判/サーバースペックが断然上!
エックスサーバーは毎年のようにサーバー機能が増強されている。新サーバーへの移行も簡単なので、既存ユーザーでも新サーバーの恩恵を受けられる。
- KUSANAGI導入
- CPUは128コアの第3世代 AMD EPYC
- NVMeのSSDで従来のSSDの最大14倍速
- メモリは1TBで、高速かつ安定した動作
- nginxで同時接続数が増えても落ちにくい
リソース保証のメモリでKUSANAGIも軽快に動作するエックスサーバー
エックスサーバーのサーバースペックは年々向上している。
2012年当時のCPUは6コアだったのが、2021年には128コアとなった。メモリも12GBから1TBになっているなど、様々なスペックが向上している。
サーバースペックと料金をみれば、エックスサーバーを選ばないという選択肢はないように思える。
さらには2021年10月7日よりsv13001.xserver.jp以降のサーバーではKUSANAGIが適用されている。WordPress高速化の決定版といえる環境であるため、WordPressユーザーなら迷わずおすすめする。
もちろん、既存ユーザーも新サーバーに移行することは簡単にできる。
しかも、コントロールパネル内の「新サーバー簡単移行」を利用するだけの簡単な操作で完了する。
ところで、エックスサーバーでは「CPU・メモリのリソース保証」機能が導入されている。
一般的なレンタルサーバーでは他のユーザーとこれらのリソースも共有するため、どうしても他のユーザーのサイトの影響を受けてしまう。
その点で、エックスサーバーが導入したリソース保証があればサイトが安定的に表示される筈だ。
アカウントあたりのメモリは、スタンダードプランでも8GBが保証されている。KUSANAGIの推奨メモリは4GB以上となっていることから十分なリソース保証となっている。
この点からもWordPressで利用するなら一番おすすめしたいサーバーと言える。
Nginxで503エラーが発生しにくいエックスサーバー
Apacheは順次処理でリクエストを処理するため大量のリクエストが来ると順番待ちが発生する。
一方でnginxは並列処理できるのでアクセスが集中しても安定して処理ができるメリットがある。アクセス数が増えれば増えるほどNginxの方が有利になり、Apacheの10~100倍の処理ができるといわれている。
ApacheはWordPressのような動的なコンテンツを表示されるのは得意だが、同時接続数が増えると耐えられなくなる。
これが、安価なレンタルサーバーでよく発生する問題だ。アクセスが多い時間帯に503エラーが発生してサイトが表示されないことがあるが、これはApacheへの同時接続数が増えすぎたことで発生している。
すなわちNginxを採用していれば、このような原因によって503エラーがでるリスクはかなり減る筈だ。
逆にNginxは大量のアクセスを捌くことは得意だが重い処理は不得手だ。機能面でもApacheより劣る。
このように一長一短がある。しかしNginxにはリバースプロキシという機能があるためApacheを組み合わせて利用することができる。
組み合わせることで、双方のいいところ捕りができるということだ。
ところで、Nginxでは通常.htaccessは使えないのだが、エックスサーバーでは何故か使える。
それは、エックスサーバーではNginxを採用しているがApacheも裏では動いていると言うことのようだ。
すなわち、大量のアクセスを捌きながらWordPressなどの表示にも対応するレンタルサーバーだと考えられる。
エックスサーバーの評判/料金プラン
エックスサーバーの料金は、契約期間毎に一括して前払いする必要がある。
契約期間は、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月(1年)、24ヶ月(2年)、36ヶ月(3年)となっており、契約期間が延びるごとに実質の月額料金は下がっていく。
以下では、一般的な契約期間だろうと思われる12ヶ月(1年)を紹介する。
なお、以前は初期費用として3,300円が契約時に必要だったが、2022年8月4日に廃止され現在は無料となっている。
プラン | スタンダード | プレミアム | ビジネス |
---|---|---|---|
月額料金 (12ヶ月契約) | 1,100円 | 2,200円 | 4,400円 |
ディスク容量 | 300GB | 400GB | 500GB |
転送量 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
各プランで料金は大きな差があるが、サーバースペック的にはあまり違いはない。
もちろんディスク容量は異なるが、それ以外は転送量くらいの差である。
一般的な用途ならスタンダードプランで十分だろう。
もし転送量が増えるようなら上位プランに変更すればいい。
上位プランへの変更は月単位で行えるので、最初はスタンダードプランで契約しておき、必要となれば翌月から上位プランんへ変更すれば突発的なアクセス増以外なら対応できる筈だ。
なお、下位プランへの変更は契約期限の月だけとなっている。
エックスサーバーの評判/WordPressはロリポップハイスピードプランとどちらがおすすめ?
格安レンタルサーバーの中でも人気のロリポップレンタルサーバーにはWordPressが高速に動作するハイスピードプランがある。
ロリポップにはKUSANAGIは導入されていないが、エックスサーバーに採用されているNginxより高速に動作すると言われているLiteSpeedが採用されている。
料金も下記のとおり、エックスサーバーより若干安い。
筆者としてはKUSANAGIが導入されているエックスサーバーの方が魅力的だが、料金面などでロリポップを選ぶのも決して悪くないと思う。
契約期間 | ロリポップ ハイスピードプラン | エックスサーバー スタンダードプラン |
---|---|---|
3ヶ月 | 1,210円 | 1,320円 |
6ヶ月 | 990円 | 1,210円 |
12ヶ月 | 825円 | 1,100円 |
24ヶ月 | 770円 | 1,045円 |
36ヶ月 | 550円 | 990円 |
エックスサーバーの評判/独自SSLが無料・無制限に利用可能
独自SSLというと、以前は、ネット通販などクレジットカードの番号を入力する場合には必須となっていたものの、それ以外ではあまり重要視されていなかったが、最近は、Googleの推奨もあり、お問い合わせフォームなどは当然の如く、ブログのコメント欄などの入力でもSSL暗号化されていることが、また、サイト全体がSSL化へという流れだ。
ところが、SSL化するためにどうしても費用がかかってしまう。
共有SSLという方法もあるが、別ドメインへ転送されるというのは返って怪しい印象を与えかねない。
そんな中始まったのが、エックスサーバーの独自SSLの無料提供だ。
コントロールパネルの操作だけで、 ドメイン認証型SSL証明書「Let's Encrypt」を無料・無制限に設定できる機能が追加された。
これは、すなわちエックスサーバーで運用されているドメイン・サブドメインには無料で、無制限でSSL化できるようになったわけだ。しかも、一度設定すると自動更新されるため導入後の負担もない。
とはいえ、現在、この機能はレンタルサーバーとしては至って標準的な機能となっており、他のほとんどのレンタルサーバーでも提供されている。
エックスサーバー
半額キャッシュバックキャンペーンを実施中だ。12ヶ月以上の新規契約をすると利用料金の半額がキャッシュバックされる。
このキャンペーンは2022年10月27日12:00までとなっている。
エックスサーバーは、格安レンタルサーバーというには、若干高めの価格で月額1,100円(12ヶ月契約)~となっている。初期費用は2022年8月4日より無料となっている。
その分高速化にこだわっており年々サーバースペックが上がっている(既存ユーザーも希望すれば新サーバーに移行できる)。
他にもキャッシュによる高速化と負荷軽減効果を持つPHPの拡張モジュール「OPcache」を標準で有効化し、さらに「FastCGI」と呼ばれる高速な動作方式による実行処理を行うほか、PHP5の倍以上の実行速度を誇るPHP7を導入するなど、より高速なWebサイトを運用することが可能な環境を提供している。
サーバーへの負荷が大きくなると制限がすぐにかかるが、逆に考えれば他のユーザーの影響を受けにくく安定的に動作する。
さらにWordPressの超高速実行環境であるKUSANAGIも導入され更に高速にWordPressが動くようになった。元々高速なサーバーに高速な実行環境を導入したことでWordPressの実行環境としては最高のレンタルサーバーと言えるだろう。
ロリポやさくらと比較すると高額ではあるが、WordPressの運用を考えているのであれば、KUSANAGI標準搭載のエックスサーバーの方がおすすめだ。
Webサーバーはnginx + Apacheの組み合わせとなっている。
なお、管理画面はオリジナルだ。
Xserverビジネス
個人向けレンタルサーバーで人気のエックスサーバーの法人向けがエックスサーバービジネスだ。
サーバースペック等は個人向けと同様にハイスペックサーバーとなっている。
エックスサーバー ビジネスの特長としては、「設定代行サービス」でサーバー移転や、サーバーパネルの設定などを無償で実施して貰える点だろう。
サーバー移転などは知識がないと難しい面があるが、知識あるスタッフがいない法人にはピッタリのサービスと言えそうだ。
サーバー料金は個人向けより割高だが、サーバー移転代行は通常は33,000円なので、これが初回無料という点だけでも十分元がとれるだろう。なお、2回目以降は16,500円/回が必要だ。
さらに、簡単な「ホームページ無料制作サービス」もある。WordPressを利用したサイトなどで基本的なサイト程度になると思うが、とりあえずHPが欲しいという法人なら使えるだろう。
SSLについては、より認証レベルの高いSSLが用意されている。個人向けの場合はドメイン認証SSL(0円~15,400円)までだが、法人向けの場合は企業認証SSL(20,900円~75,900円)やEV SSL(52,800円)にも対応している。
他に以下の機能がビジネス向けというところだ。
- Web改ざん検知
- SLA(品質保証制度)
- セコムセキュリティ診断
逆にこのようなエックスサーバービジネスの特長面に魅力を感じないのであれば、個人向けのエックスサーバーで必要十分ともいえる。
Google Search ConsoleでDNSレコードの確認の仕方
Google Search Consoleでドメインプロパティを追加するには、DNSレコードの確認をして、そのドメインの所有権を証明する必要がある。
そのため、DNSの編集が必要となるが、エックスサーバーの場合、DNSの編集は簡単だ。ちなみに他のレンタルサーバーの場合は、対応していないことも多い。
エックスサーバーのサーバーパネルの中に「DNSレコード設定」というメニューがある。
その中に、タブが三つあるので、一番右の「DNSレコードの追加」をクリックすると上記のような画面が表示される。
そこで、「ホスト名」は空欄のまま、「種別」をTXT、「内容」にGoogle Search Consoleで指定された値(google-site-verification=xxxxx...)を入力して追加すれば、完了だ。
あとは、Google Search Console側で確認するようにすれば、すぐに確認できる。