格安レンタルサーバーをたくさん借りてIP分散
アフィリエイターのように複数のサイトをたくさん運営するとなると、レンタルサーバーもたくさん必要になる。
一つのサーバーにたくさんのドメインを突っ込んで使うこともできなくはないが、サーバーが落ちるリスクを考えるとサーバーも分散しておきたい。
一時期、格安レンタルサーバーは次から次へとサービスを開始していたのだが、最近は次第に減ってきており、以前ほどの選択肢はなくなりつつある。
格安レンタルサーバーの選び方
格安レンタルサーバーの選び方だが、あまりアクセス数が多くないのであれば、単に安いレンタルサーバーでも問題ないかと思う。
しかし、アクセス数を増やそうと考えていたり、少ないアクセスでもサーバーが落ちていては困るというのならもう少し慎重に選んだ方がいいだろう。
一般的なレンタルサーバーはApacheというWebサーバーを採用している。
Apacheは機能的にも充実していてWebサーバーの定番だが、一つ大きな欠点があって、同時接続数が増えると503エラーが発生して表示されなくなるのだ。
これ格安レンタルサーバーほどよく発生する。
格安レンタルサーバーの場合、一つのサーバーに沢山のユーザーを詰め込むためどうしてもアクセス数が増えてしまいがちで、そのため夜間などのアクセスが増える時間帯ほどエラーが発生してまうリスクが高くなるのだ。
もしECサイトなどで表示されないとなると機会損失が発生してしまうので、このようなエラーはできるだけ避けておきたいところだ。
となると、Apacheではなく、NginxやLiteSpeedといった最近人気のWebサーバーを採用したレンタルサーバーになるのだが、これらを採用したレンタルサーバーは若干割高になる。
このあたりをよく考えて検討して欲しい。
例えばロリポップだとハイスピードプランではLiteSpeedを採用しているが安いプランではApacheとなっている。
さくらのレンタルサーバーは、一番安価なプランからNginx+Apacheとなっているので、ロリポップの安価なプランよりは503エラーのリスクは小さいと考えられる。
格安レンタルサーバーの一覧
ここでは月額500円くらいまでのレンタルサーバーを紹介している。
当ページでは、格安レンタルサーバーという言葉を用いてはいるが、格安という言葉は、比較的安いということだろうから、例えば法人にとってなら月額3,000円でも機能が充実していれば格安レンタルサーバーといえるだろう。
そういう意味では、格安レンタルサーバーと言う言葉は幅が広いのだが、当サイトで紹介しているレンタルサーバーは、割高なレンタルサーバーはほとんど紹介していないこともあり、サイト全体が格安レンタルサーバーの紹介サイトとも言える。
そんなこともあり、ここで紹介しているのは月額500円位を一つの目安として比較している。
ただし、各レンタルサーバーはサービス終了傾向にあるため、その点は、ご了承いただきたい。
月額料金は、1年払いなどまとめて支払った方が安くなる。レンタルサーバーによっては2~3年払いという方法もあり期間が長ければ長いほど安い。
しかし、1年払いが一般的であると思われるので、以下では原則として1年払い料金を12で割った料金を月額料金としており端数は切り捨てている。そのため、若干誤差はあるほか、毎月払いなどの場合はより割高になる可能性が高い。
また、SSLというのは、無料のフリーSSL(Let's Encrypt)に対応しているか否かを示している。
WordPressに関しては、一つ以上のMySQLとPHPが使えれば○としている。
サーバー名 | プラン | 初期費用 | 月額 | 容量 | マルチドメイン | SSL | WordPress |
---|---|---|---|---|---|---|---|
さくら | ライト | 1,048円 | 130円 | 10GB | 20 | ○ | × |
スタンダード | 1,048円 | 436円 | 100GB | 200 | ○ | ○ | |
ロリポップ | エコノミー | 1,650円 | 110円 | 20GB | 50 | ○ | × |
ライト | 1,650円 | 220円 | 160GB | 100 | ○ | ○ | |
スタンダード | 1,650円 | 550円 | 200GB | 200 | ○ | ○ | |
ミニム | GoGo! | 1,188円 | 66円 | 1GB | 2 | ○ | ○ |
GoGopプラス | 1,188円 | 230円 | 1.5GB | 3 | ○ | ○ | |
ミニマム | 494円 | 185円 | 3GB | 30 | ○ | ○ | |
ミディアム | 494円 | 236円 | 6GB | 100 | ○ | ○ | |
マキシマム | 494円 | 339円 | 15GB | 150 | ○ | ○ | |
スターサーバー | エコノミー | 1,650円 | 138円 | 20GB | 20 | ○ | × |
ライト | 1,650円 | 275円 | 30GB | 50 | ○ | ○ | |
スタンダード | 1,650円 | 550円 | 150GB | 無制限 | ○ | ○ | |
リトルサーバー | ミニ | 920円 | 150円 | 20GB | 無制限 | ○ | ○ |
ワード | 920円 | 195円 | 30GB | 無制限 | ○ | ○ | |
リトル | 920円 | 250円 | 600GB | 無制限 | ○ | ○ | |
ビッグ | 920円 | 430円 | 120GB | 無制限 | ○ | ○ | |
エクストリム | ライト | 1,100円 | 110円 | 2GB | 30 | ○ | ○ |
ベーシック | 1,100円 | 251円 | 10GB | 50 | ○ | ○ | |
ビッグ | 1,100円 | 340円 | 20GB | 100 | ○ | ○ | |
ラクサバ | ミニ | 1,568円 | 99円 | 2GB | 3 | ○ | × |
ライト | 1,568円 | 263円 | 10GB | 6 | ○ | ○ | |
ベーシック | 1,568円 | 420円 | 30GB | 20 | ○ | ○ | |
ミニ | 1,650円 | 469円 | 5GB | 2 | ○ | ○ | |
99円 | エコノミー | 2,000円 | 99円 | 15GB | 無制限 | ○ | × |
エコノミーDB | 2,000円 | 199円 | 15GB | 無制限 | ○ | ○ | |
エコノミーDB+ | 2,000円 | 299円 | 15GB | 無制限 | ○ | ○ | |
パワーユーザー200 | 2,000円 | 499円 | 20GB | 無制限 | ○ | ○ | |
バリューサーバー | エコ | 1,100円 | 183円 | 50GB | 25 | ○ | ○ |
スタンダード | 2,200円 | 367円 | 100GB | 無制限 | ○ | ○ | |
コアサーバー | CORE-MINI(V1) | 無料 | 217円 | 200GB | 50 | ○ | ○ |
CORE-A(V1) | 無料 | 435円 | 400GB | 無制限 | ○ | ○ | |
CORE-X(V2) | 1,650円 | 528円 | 300GB | 無制限 | ○ | ○ | |
XREA | Plus | 無料 | 210円 | 100GB | 64 | ○ | ○ |
Just-Size.Networks | エコノミー | 1,048円 | 314円 | 24GB | 100 | ○ | ○ |
ハッスルサーバー | - | 1,000円 | 208円 | 3GB | 32 | × | ○ |
ステップサーバー | スタンダード | 600円 | 250円 | 1.5GB | 1 | ○ | ○ |
プラス | 600円 | 400円 | 2.5GB | 3 | ○ | ○ | |
@WAPPY | ライト | 無料 | 458円 | 50GB | 3 | ○ | ○ |
ほとんどのサーバーは、ドメインを追加するだけでwww.のある場合とない場合の両方を表示してくれるが、XREA系やリトルサーバーやハッスルサーバーは、www. をつける場合はサブドメインとして追加する必要がある。
リトルサーバーに関してはドメイン数に制限が無いので問題ないがハッスルサーバーやXREAはwww付きも1ドメインとしてカウントするため、wwwのあるなしを利用する場合、実際に登録できるドメイン数は半分となる点は注意が必要だ。