さくらインターネットのレンタルサーバーの評判

さくらのレンタルサーバーは、上場会社が運営するレンタルサーバーだ。

今でこそGMOグループがシェアを伸ばしているが、日本で使われているサーバーの3~4割はこの会社のサーバーを使っているといわれていたほどだ。

直接さくらのレンタルサーバーを借りていない場合でも、さまざまなレンタルサーバー会社がさくらのレンタルサーバーを借りて、それを貸しているため、気づかないうちに使用していることはよくある。

さくらのレンタルサーバーのプランでは、最も安いライトプランは、月額129円~という激安価格で借りることができる。

それでいて、マルチドメインが使えるし、安定性も十分だ。価格並みということではなく、十分なレベルといえる。

他社の1000円程度のサーバーと比べてもまったく遜色ないだろう。

ライトプランでは、MySQLが非対応のためWordPressなどは使えない。データベースを使わずに静的なHTMLサイトを公開するだけならライトプランでも十分な人も多いだろう。

PHPやデータベースを使ってWordPressやMovableTypeを使いたい、CRONなどの希望があるのであれば、もう一つ上のスタンダードプランということになる。

このプランは、月額515円とライトプランと比べると随分高くなるが、一般的には十分格安な価格です。さらに機能面をみても一通り揃っている。一般的な用途であれば、このスタンダードプランで必要十分だ。

しかし、たとえばSNSを1000人など大人数で使用するなど、負荷のかかるようなサイトを運営するのであれば、プレミアムプランがおすすめだ。

月額1,543円となり容量やマルチドメイン数、データベース数などは増えるが機能面ではあまりスタンダードプランとは変わらない。その分、負荷などの面で余裕があるわけだ

アクセスが大量に流れてくる可能性がある場合などは、このプランにしておけば問題ない。

他にもビジネスプラン、ビジネスプロプランがあるが、ここまではほとんど必要ないのではないだろう。容量がかなりふえたり、IPアドレスベースの独自SSLが使えたりと、企業がショップを運営するならこちらの方が安心感はあるし、ビジネスプロプランならPHPもモジュール版が選べる。

さくらサーバーは、プラン毎にサーバーが異なっているため、プラン変更ができなくなっている。

もしプラン変更したい場合は、新たに別プランで新規登録して自分でデータの移行をしなくてはならないので、かなり面倒臭いことになる。

したがって、予めプラン変更がないようによく検討してプランを選んでおきたいところだ。

さくらのレンタルサーバー料金プラン

プランライトスタンダードプレミアムビジネスビジネスプロ
初期費用1,048円1,048円1,048円5,238円5,238円
年間一括料金1,571円/年5,238円/年15,714円/年26,191円/年47,143円/年
ディスク容量10GB100GB200GB300GB500GB

ディスク容量は一番安価なライトプランでも10GBあるので、一般的な利用なら心配する必要はないだろう。

どのプランでも独自ドメインは使える。

設定できるドメイン数には上限があるが、ライトプランが20個、スタンダードプランは200個となっており、これもマルチドメイン数が足りなくなるようなことはなかなか考えにくい。

もちろん無料SSL(Let's Encrypt)に対応しているので、設定さえすれば無料でSSLが使える。

MySQLについてはライトプランでは非対応となっているが、それ以上のプランでは50個~使えるので、WordPressを検討しているのであればスタンダードプランをおすすめする。

ライトプランでもPHPやSQLiteには対応しているので頑張れば使えないわけではないが、月額250円ほどでロリポならWordPressが使えるので、こちらをおすすめする。

さくらでWordPressを利用するなら・・・

このように、さくらのレンタルサーバーは通常の静的なHTMLファイルのホームページを公開するような用途であれば、選んでおいて間違いはないし、特に機能面でこだわりがないなど、初めてレンタルサーバーを借りる人ならおすすめのレンタルサーバーだ。

しかし、残念な点も若干ある。PHPやMySQLが遅い傾向があるのだ。もちろん上位プランに行くほど軽くはなると思うが、そうなるとさくらのレンタルサーバーである必要はない。他のレンタルサーバーも選択肢にいれていいだろう。

実際のところ、他社と比較するとさくらのサーバーのスペックはショボイ。同額水準のプレミアムプランとエックスサーバーと比較すればエックスサーバーの圧勝というところだ。

ライトプランだとダメなのだが、スタンダードプラン以上ならPHPをモジュールモードで利用できる。ただし、スタンダードプランはwww3701以降のサーバーだけとなっている。

加えて、PHPのキャッシュ機能であるAPCuも提供されているので、APCuを利用することでWordPressの動作はかなり機敏に動くようになるのでWordPressの動きが遅いようなら一度試してみてはどうだろうか。

APCuはモジュール版PHPが前提となっているため、自ずとライトプランでは利用できないが、ライトプランはWordPress自体が使えないので、あまり問題はないだろう。

利用方法としては、PHPのVer切り替えメニューで、新しいバージョンのところで最新のPHPを選べば、下に”モジュール版”というチェックボックスが表示されるのでそこにチェックをいれて更新する。

これでモジュール版のPHPが動作するようになるので、あとはWordPressにWP-FFPCなどのプラグインを入れて設定するだけだ。WP-FFPCはやや不親切なプラグインで、そのままだとエラーがでて動かないがググれば簡単に解決する。

簡単に説明しておくと、まず、wp-config.phpの適当な場所に、

define ( 'WP_CACHE', true );

を記入する。

後はWP-FFPCの設定画面を表示する。

CacheTypeというタブの一番上に、Select backend という設定項目があるので、そこでAPCuを選択する。これで恐らくは動作するはずだ。

後はキャッシュする時間を設定するだけだ。筆者は43200と86400を交互に入れた。詳細はググってみればいいだろう。

さくらのレンタルサーバー

日本でレンタルサーバーといえば、さくらインターネット社が一番最初に思い浮かぶ人も多いだろう。そのくらいの定番ともいえるべきレンタルサーバーがこの「さくらのレンタルサーバー」だ。

月額129円~と激安価格から借りることができるが、国内最大級のバックボーンを持つさくらのレンタルサーバーならビジネス用途でも十分対応できる。無料SSLも対応している。

もっとも人気のプランは、月額524円のスタンダードプランだ。おすすめももちろんこのスタンダードプランだ。

最も安いライトプランでもマルチドメイン20個に対応しているが、データベースは使えない。

しかし、スタンダードプランなら、MySQLも50個作れるため、WordPressの運営も余裕だ。個人で借りるならほとんどの人はこのスタンダードプランで十分だろう。ビジネス用途でも小規模なら十分対応できる。

なお、WordPressでの利用であればPHPやMySQLの速度面にやや難があるため、あまりおすすめはしない。

管理画面は、オリジナルとなっている。

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